お客さまがイメージ画像をお持ちになった時など、“なぜその髪型に惹かれたのか”を感じとります
その際に、デザインの肝となるシルエットは暗記します(とはいっても、人がみて綺麗に感じる形には“型”がありますので)
ここでは、私の「形そのもの」をとらえる力について、ささやかに紹介いたします
デッサン
先日、20年以上前の学生時代のスケッチブックが出てきたので、せっかくだから活かしてみようと思いました笑




これらのデッサンは、各雑誌と同じ比率のまま拡大して描いていますが、そういった「形をとらえる(コピーする)能力」が、カットの時に役立っているんです
デッサンしてる感覚に近いのですが、とくにショートヘアになるほど、その力が活かされていると感じます(スタイリングで作るのではなく、カットで“形”を作っているから)
正式に美術を学んだことはないないのでデッサン力は未熟ですが、昔から誰にも教わらず好きなように描いてきました
なんとなく美容師の職を選びましたが、それはそれで間違っていなかった気がします(美大とかも行ってみたかったですが)
木彫り
こちらは、ここ2年くらいで思い付きで始めたのですが、彫刻刀を買ってきて木彫りにも取り組んでみました
いちばん最初は豪徳寺名物の「招き猫」にしました



オリジナル①
他にもいくつか制作してみました
まずは木彫りの熊―たそがれ―


木肌がザラザラして、滑らかに彫れませんでしたが、木の特性として良い勉強になりました
オリジナル②
続いては、ハロウィンのかぼちゃです



作品を最後どこで終わりにするか、それはカットも同じです
埴輪(はにわ)
こちらにも惹かれて始めてしまいました
紙粘土ですが、いちばん最初は子供と「踊る埴輪」をつくり、次に馬にとりかかりました
Googleで「ハニワ 馬」の画像で検索するとたくさん出てきます

途中でモチーフを変えたのですが、最終的にはこちらのデザインにしました


馬は装飾品ふくめて難しく、ちょっと後悔しました(泣)
「古代の人、すごすぎ」というのを現代で体感してる数少ない人間、それが私です
いったん燃え尽きたのですが、回復できたら次の作品にとりかかろうと思います
結局カットが好き
結局、カットが上手いの? はさておき、カットするのは好きです
作品をご覧いただくと想像つくかもしれませんが、どちらかというと、こちらが気の済むまでカットしたいタイプです
(なので、たくさんのお客さまは担当できないので一人美容室をやっているわけです)
いまの時代、「僕はこんなに素敵な髪型が作れるんです!」と言ったほうがいいのでしょうが、自分のような美容師からすると、どこかマジックショーのように見えちゃうので、普遍的な良さを淡々とうったえていこうと思っています(優劣ではないので、こちら側を求めてる方にきちんと届けばと)
美容師も一人ひとりにキャラクターがあるので、ユーザーは相性の良い人を見つけられると、だいぶクオリティオブライフが上がるのだと思います
それが私であれば なお嬉しいですね、それでは(^^)
