美容師という職業人は世の中に沢山います
それぞれ価値観や考え方がかなり違うので、私個人のスタンスをお伝えしようと思って意見をまとめました
ネットやSNSでは良い部分しか出てこないので、相性については未知数なまま美容室を訪ねることになりますよね?
私は、クセがありそうと敬遠されるのも、、、安心して任せられそう!、、、と思われるのも、どちらもあって良いと思います
初めてのご利用をお考えの方や、すでに来店してくださってる方へ参考になると嬉しいです
こちらも、自身が仕事を続けやすい環境を作れるよう試行錯誤しています
お客さまと私、双方の時間を共有することなので、皆さまと心地よく繋がれれば幸いです
2000字程度の文章でのお伝えになりますが、ひとつよろしくお願いします
意外と伝える機会がない
長く美容師をやっていると、いつの間にか、常連のお客さまでもお見えにならなくなる事があります
私の力不足により心変わりされるのは仕方ありません
きっと、いつのタイミングからか迷われていたはずです
美容室(or 美容師)を変えなきゃという気持ちがピークに達したのかと察します
で、
前から思っていたのですが、お店を変えることに そこまで罪悪感を持たないでもらいたいのです
昔、ブログ記事にしたことがあります

美容室の出入りは自由であるべきだ、と考えているからです
関係性があったからこそ罪悪感を抱く方もいらっしゃるかと思いますが
より良い未来を思い描いて行動するのは、悪いことなんかじゃありません
こちらとしては、やるべきことをやって、それでも離れてしまわれるのは、どうしようもありません
毎回、真剣に施術しているので後悔はないです(反省点の見直しはしますが)
「きっと裏では舌打ちしてるんだろう」なんて思われてたりしたら、それも悲しい話ですし
こちらとしては、感謝こそあれ、裏切り者?みたいな感覚はありません!
次の美容師さんがもっと相性の良い人であると嬉しいなと思っています、本当に
また、「商売」の観点でいえば
- 他店での失客が当店のご新規様
- 当店での失客が他店のご新規様
ということになります
いたってフェアな競争の中で、必要であれば私を選んでもらいたいと考えています
髪にかかわる全てを、こちらで無理やり担当しようとするのも不自然なことだと思うので
自分の得意ではない施術は、ときに他店をお勧めしています(高度なデザインカラーなど)
一言だけ付け加えるなら
当店は電話を設置していないため、「連絡用LINE」が伝達手段になるのですが、一言メッセージもらえれば幸いです
- 違う感じの髪型(やカラー)を提案されたいので美容室変えます
- 気分転換したいので違う美容室に行きます
- 引っ越しが決まり通えなくなりました
例えばこのような感じで、メッセージをいただけると助かります
というのも、定期的にいらしてるお客様がいつものタイミングでいらっしゃらないと、病気やケガ、急な不幸などないか、こちらも不安になります
もう一度書きますが、感謝こそあれど、恨みなんてありません
サヨウナラが綺麗に言えたらこちらも安心して見送れます
※基本的にこちら都合でご連絡することはないので、当店の、『連絡用・予約用LINEアカウント』は削除いただいて構いません(必要になればまた登録いただければと)
もしいつか街中でバッタリ出会った時など、気楽に挨拶できた方がよいと思いませんか?(^^)
コミュニケーションって難しい
私としてはお客様の利害を損なわないように、フラットに接するよう心掛けています(言うべきことは言ったり)
ご要望を受け止めて、双方の話を整理し、今できる事・できない事をお伝えしています
合理的に考えるタイプなので、髪であればいろんなことに意見を持っていますが、そこに固執したり、押し付けたりしないつもりです、、、
が、力不足な部分があるのも否めません
コミュニケーションって本当に難しいなと感じてるので、このような形で表明している次第です
もしまた、、、があれば
それも自由です
たとえ何か月、何年経っても、もしまた力になれるのであれば、いつでもご協力は惜しみません
野暮なことは聞きませんし、いつでも笑顔でお出迎えいたします
こちらは目の前のお客様にベストを尽くすことに やりがいを感じているので、どうか構えずにご予約やご連絡を頂ければ幸いです
ただ、髪の状態を作り直すことになるので、他店でなさってきた施術に関しての確認はします(使用薬剤や価値観など違うので、改めてコツコツ始めます)
最後に
先日、他の美容室に行った方が、久々にお見えになった時
「また行ったら失礼かな?」「不安に思った」
とお話してくれたので、同じような内容の説明をしました
他の美容師さんの事はわかりませんが、私は趣味のように仕事をしていたいだけです
運良く あと20年くらいこの職業を中心に生きていけたら嬉しいですし
今これを読んでくださってる方は、不毛な葛藤をかかえないように
「美容室の出入りは自由であるべきだ」
というのを、頭の片隅に入れてお過ごしくださると幸いです
もしご縁があるようでしたら お力になります!